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私の乳がん 浸潤性小葉癌と非浸潤性小葉癌

 浸潤性小葉癌の健やかな予後と非浸潤性小葉癌の穏やかな経過観察 * Laugh & Health * 

じゅんじゅん(1968.申)大阪
手術時41歳
浸潤性小葉癌(1期)手術→放射線→TAM→&リュープリン(+ゾメタ)→TAM(単独)&非浸潤性小葉癌の経過観察中 このブログはあくまでも私個人の経験に基づく感想です
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2024.11.23 (Sat)
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乳がん手術翌日

乳がん手術の翌日、
午前中に血液検査がありました

右手側は乳がんの手術
左手側は点滴をしているので
採血は足首から・・・!
 
初めての経験・・・!

で、結果を見てみると
驚いたことに白血球が6980にもなっている!

いつもは3000~4000くらいの間なのに・・・!

私の体が
手術っていう侵襲から
私の体を守ろうとして
がんばってくれてるのかなぁ・・・と思うと、感動する!
ほんとうに人間の体って、すごい!

点滴もおしっこの管も全て外され
やっとベッドから離床できました

まずは洗面所の大きな鏡で手術のところを見てみる

やっぱりキレイそう・・・

テープが貼ってあるのであまりよくわからないけど
ヘコミとかクボミとかが少なそう・・・
それがめっちゃ嬉しい・・・!

痛みとかも全然なくて
むしろ手術後からずっと続いていた
長時間の点滴の方が痛かった・・・(泣)

食事も朝からフツーに食べて
あとはヒマヒマモードでした

朝食後、
外科先生(←初めて見る先生)の回診時に傷を診てもらい
そのときも
「あ~キレイですねぇ~」と明るく(かる~く)言ってもらって
笑けてきたぐらい

担当医の先生も来てくれて
「何も問題がなければ、明日、退院ということで・・・」
「今日でもいいんですけど?」ダメもとで聞いてみたけど
「昨日手術だったので、一応、今日は病院でゆっくり・・・」と
やんわり断られました

そのつもりやったし、ま、いいか

手術入院のことは誰にも言ってなかったので、
お見舞いに来る人もなく
DVDとテレビと本でなんとか1日を過ごしました
 
(けっこー好き、伊藤英明。「生存者あり」を観てました)
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2010.01.31 (Sun)
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乳がん手術当日(2010-1-30)

今日は乳がんの手術、本番の日、
朝一番、9時からの予定です。

洗顔、歯みがきを済ませて
薄ーくパウダーをはたき
眉毛を書いて、リップグロスを塗る。

看護士さんに浣腸をしていただきトイレを済ませ
チェックしていただき「OK」をもらう。

ガスター(胃薬)を飲み、手術着に着替える(下着も脱いでいく)
 
(↑手術着↑手首には名前のリストバンド)

主治医先生が、私のカメラを取りに来てくれる。
「私のがんの写真が欲しい」とお願いしたら快諾してくれて、
私のカメラで撮ってくれることになっている。

主治医先生に「お願いします」と握手。
でも、まだ落ち着かない・・・。

看護士さんの手術前最終チェック。
「トイレ済ませましたか?」
「ガスター(胃薬)、飲みましたか?」
「水分とか、何も飲んでませんね?」
「マニキュアは取りましたね?」
「グロス、塗ってますか?取っておいて下さいね」

眉毛はかろうじてセーフ!
(顔色がわかればいいから、眉毛はいいハズ)


美人の看護士さん付き添われ、歩いて手術室へ。
「今日1日、お世話させていただきます」
「看護士さん?美人やね」
「いえいえ、そんなぁ」

謙遜しながらも、嬉しそう(^^)
美人やけど気さくなべっぴんちゃん、
今日1日、よろしくね。

名前確認をして手術室へ。
麻酔科先生1名と看護士さん2名が待機、
主治医先生はまだ来ていない。

ベッドに横になる。
看護士さんに心電図とかを付けられて

麻酔科先生に「よろしくお願いします」と挨拶してすぐに
意識が無くなっていた。

結局、手術室では主治医先生の顔を見ないまま
麻酔で眠ってしまっていたみたい。
もう1回「お願いします」って言っておきたかったのに・・・!

その後、手術は順調に行われたのでしょう、
「じゅんじゅんさん、終わりましたよ」みたいな声で
ぼんやーり(たぶん手術室のベッドの上で)と意識が戻り、
もう1回意識が戻ったときは、病室のベッドの上でした。

さっきの美人看護士ちゃんだ。
「傷もすごくキレイに縫ってある!」
なんか自分のことのように喜んでくれてるみたい。

く・・・、く・・・、管は?」(管を入れてたら入院が長くなる)
声がなかなか出ない。

「入ってない!」
良かった!
これならすぐに退院できるハズ!

点滴、酸素マスク、酸素濃度計、心電図、足にはマッサージ機と、
看護士さんが手際良く、テキパキと付けてくれる
(おしっこの管は、手術中、麻酔がかかっている時に付けられたまま)
・・・が、すぐに私は眠りに入る。
点滴



足マッサージ機

しばらくして、
手術に立ち会ってくれた麻酔科先生が来てくれる。
「会話したけど・・・、内容、覚えてる?」
「・・・覚えてないです・・・」
全く記憶にない!
「ありがとうございました」と握手を交わし、麻酔科先生はご退室。
またまたスグに眠りに入る。

しばらく後、
次は主治医先生(執刀医)が部屋に来てくれる。
切り取ったがんを撮影したデジカメを持って来てくれた。

がん
(↑私のがん)

「術中迅速、断端陽性でしたよ」
「手術は予定通り?」
「予定通り。術中迅速の時間を入れて、1時間30分くらい」

この頃の状態は、会話はできるのですが
すぐに眠りに入るような、まだそんな状態です。
意識がハッキリしてきたのは、夕方以降くらいからでした。

寝たままの状態で
手鏡で手術のところを見てみました。

「キレイかも!?」

テープが貼ってあるのでハッキリとはわかりませんが、
乳房の「へこみ」とか「くぼみ」は、無さそうです!

親切な看護士さんが、
氷をコップに入れて持って来てくれていたので
喉の渇きは、それで大丈夫でした。
(ほんとは、手術当日は絶飲食です)

傷が痛むこともなく、
夜は三浦春馬くんの「ブラッディ・マンデイ」と
綾瀬はるかちゃんの「ハッピーフライト」を見て
眠くなるのを待ちました・・・
が、

昼間にさんざん寝たおしてたので
夜は睡眠導入剤を飲んで眠りにつきました。

今日は手術後、ずーっとベッドの上ですが、
明日は離床できる予定です!

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2010.01.30 (Sat)
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乳がん乳房温存手術の説明7

「万が一、手術中に結構ね、たくさん血が出るようであれば、普通はピタっと止まって終わるんだけど、管が1本入る、かも、しれないけど、なるべく入れたくないな、とは思ってます。で、管を入れずに終わったら、2日、3日で帰っていいです。なるべく入れずに終わろうと思っています。で、麻酔科の説明ありましたね?結果は2週間くらいで病理組織結果が帰って来ると思いますんで、外来で説明をします、最終的にはね」

「じゃあ、先生お願いします」

「どなたか来られますか?」

「来ないです。だから家族への説明しなくていいから。でも、がんの写真とか見たい」

「欲しければ、デジカメで撮ってあげるけど。どんな写真がいる?ナマ?ホルマリン?」

「ナマ。がんの中が見えるやつ」

「じゃ、割面を撮っておきます。がんは表面に出さないよう取ってくるからね」

「じゃ、先生、明日お願いします」

「ま、長い手術じゃないしね。手術の手技自体はそんなに問題があったり、難しいもんじゃないんで。ただきっちりするっていうだけでね。丁寧にやりますから。土曜日は手術が立て込んでとか、そういうの無いし、ゆっくりしますからね、その点は大丈夫やし。術中迅速は朝一番病理の先生にお願いしてみます、ね。ま、がんばりましょう」

「お願いします。がんばります」

「はい。じゃ、そういうことで。明日9時からです」

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2010.01.29 (Fri)
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乳がん乳房温存手術の説明6


「MRIをみるとね、乳腺の結構外側なんですよ。そういうのを考えるとね、外のラインから切った方がいいんかなぁ?とも思ってね、ちょっと今でも迷ってるんやけど」

「外って?」

「この外のカーブのとこ、胸の。こっちから切った方がいいんかもしれん。『気をつけ』して、真っ直ぐ見たらそんなには目立たん。ちょっと前に出てくるんやけど、傷がね。真横に切るよりか、目立ちにくいのは目立ちにくいんやけど、外から切ると傷自体の距離は長くなるんですよ、欠点としては。真上で切った方が最短距離やから、短くなるけど。ちょっとね、どうしようかなと思っとるんやけど」

「やり易いのは、どっちっぽいんですか?」

「真上で切る方が、やり易いのはやり易いんだけど、傷は目立つもんね。で、これみるとね、一番端っこなんですよ、乳腺のね。エコーで見ると、もうちょっと内側寄りに見えるんやけど、実際には結構外側でね、ここが乳首のとこやから、ここにあるからね。結構、距離が近いでしょ?だから外から取った方が、いいんかなぁ?と思って、ちょっとそれ、手術中に決めさせて貰おうと思います。だから傷としては、ここにがんが、真横くらいにあるんですけどね、ここに真上で切るか、もしくは外側から切るか・・・。こっちの方が傷は長くなる。もうちょっと胸がぼーんとある人は、圧倒的にこっちの方がいいんですよ、隠れるもんね。で、じゅんじゅんさんのサイズとか考えると、これでもちょっと傷が見えるかもしれないんでね、そしたら、外から切る意味あんまりなくなっちゃうんでね」

「外から切る意味は、何やったっけ?」

「やっぱり、見た目が、見えん、傷が目立たん」

「ふーん・・・」

「それに、ま、これでみると外側やから、思ったよりも、最短距離に・・・、じゃないけど、思ったよりも、外からでも近いかな?と思いよるんやけどね。またエコーで、実際に手術の体位を見て、やらせて貰ってから、決めようと思う。だから真横で切るかもしれんし、外側で切るかもしれません」

「ふーん・・・」

「この中は一緒なんです。中は、乳腺自体はこうあるんで、しずく状に取ろうかなと思ってるね。で、ここがヘコむから、上下に合わせる感じでいいかなと思って。外は、脂肪があれば、脂肪を、と思ってね。これは実際難しいかもしれん。実際無いもんね。写真見ても、これだけしか脂肪ないからね。ま、外から持ってきた方が、綺麗は綺麗ですね」

「真上で何センチくらい切って、外側で何センチくらい切るんですか?」

「デザインしてみんとわからんけど、しこり自体が1cmそこそこで、余白2cm取りますよね。だから、6cmくらい、たぶんいると思います。で、これが外周りやと、カーブするから8~9cmくらいかな?で、傷痕、手術が終わったの後の傷は、溶ける糸で縫うんで、一本線です。で、中、溶ける糸。で、表面シール、透明のシール貼って終わってます。これだけにしようと思います。で、これが一番目指すとこの出来上がりです」

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2010.01.29 (Fri)
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乳がん乳房温存手術の説明5


「で、ちょっとまだ迷っとるんですけど、切り方。どうしようかなと思って。手術のときに、じゅんじゅんさんが寝たあとに、エコーさせてもらうんですよ、手術中に。で、また印をつけて、表面からも印を付けて、ここを切りますよっていうね、青いインクで印を付けます。インジカルミンっていうね」

「今日はしないの?マーキング」

「今日はしない。もうあと、当日の格好で、手術直前にやります。で、エコーで診て、もう、手術を今からやりますよっていう形のままエコーあてさせて貰って、その上から、印を付けて、取る範囲を決めて、モノサシで測ってね、手作業なんやけど」

「へぇ~、すごいアナログぅ」

「アナログなんです。で、えっとぉ、それで、場所決めるんですけどね、最初はこの上がいいかなと思ってたんやけど」

「切るところ?最初に?」

「うん。真上で切った方が、ま、手術もしやすいし、この形成もしやすいんですよ、すごく。自由度が利くからね」

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乳がん乳房温存手術の説明4


「え、じゃあ、もう先生にかかってるわ」

「(苦笑)最初っから手術はそういうもんやからね」

「先生にかかってるわ」(←2回目)

「はい」

「ほんまに。マジで、絶対」

「そら大丈夫。任せて下さい。はい」

「取り残しなんかイヤやし」

「うん。そら、僕も2回の手術なんて、したくてする訳じゃないからね。(写真みながら)がん細胞って、こういう細胞なんですよ。パラパラパラっていうね。こんなんが残っとったら、わからんのですよ。この塊り、こういうのが、うわーっと塊りになっとけばいいんやけどね。端っこはこういう状態なんですよ」

「例えば、こういうところやったら、術中迅速ではどう言われるの?ありませんって言われるの?」

「術中迅速では、がんはありませんって言われる可能性はじゅうぶんにある。ガイドライン上は2cmって書いてあるからね。3cm取りなさいっていうのは無いからね。しこりの種類によっては、2cmよりちっちゃくても良いですよっていうのがガイドラインやし、ま、確かに、その通りなんですよ。で、今回のがんは、ちょっとパラパラ広がるんで、ガイドライン上なるべくきっちり2cm取ろうと思うし、取るべきだと思ってます。で、ここから2cm取って、たぶんこんなに集まってるところはまずありませんから」

「あ、そういうことかぁ」

「そう。パラパラやから。術中迅速っていう凍結標本っていう、完全な状態でない状態でみざるおえないんです。手術中に急いでみるっていうのはね。だから、それをしても、見落とす可能性はじゅうぶんあります。結局、最終病理待つことになるんで。あんまりメリットは無いけど、まぁ、それは相談しときます。じゅんじゅんさんの希望やからね。」

「ふーん・・・。で、先生はどう思う?いらんと思う?」

「いらんと思うから、うん、いいと思いますよ。でも、別にいいですよ。病理の先生に相談しときます、それは、明日、朝一番でね」

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2010.01.29 (Fri)
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乳がん乳房温存手術の説明3


「術中迅速病理診断は?」

今回は出しません。理由は、じゅんじゅんさんのがんのタイプは、浸潤性小葉癌といって、パラパラパラ広がるタイプです。
術中迅速病理は、最終病理とは違うやり方で、急いで凍らすだけでプレパラートを作ります。だから診断が甘くなります。
で、パラパラパラしたがんは、まず普通、術中迅速病理ではわかりません。
今回は浸潤性小葉癌だから、迅速病理は予定してません。

「して欲しいって言ってもダメなんですか?」

いいですよ。当日、病理の先生にお願いしてみます。
でも、浸潤性小葉癌っていうのは、あんまりアテにはなりません。
過大評価することは無いんだけど。例えば、がんじゃないのに、がんだって言われることもあるんですよ、術中迅速病理っていうのは。
今回それは無いと思うんだけど、逆に残ってても、術中迅速では、がんは無いですよって言われることは、結構あります。
なんでかというと、浸潤性小葉癌は、がんがパラパラパラパラ、塊りのあるタイプじゃないんでね。
明日、朝一番で相談しときます。技術的には全然出せるんでね。

「やってもあんまり意味が無いっていうこと?」

と思います。明らかに残すことは、まず無いしね。

「でも、ダメかもしれないんでしょ?」

うん、まぁ、それは病理の先生だから、ダメとは言わないと思います。明日の朝一番で相談してみるからね。

「で、それで、端っこにがんがあるか無いかで、追加切除とかしていくんかな?って思ってたんですよ」

あーーー・・・。浸潤性小葉癌の場合は、パラパラっとやからね、あんまりわからんからねぇ・・・。

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2010.01.29 (Fri)
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