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私の乳がん 浸潤性小葉癌と非浸潤性小葉癌

 浸潤性小葉癌の健やかな予後と非浸潤性小葉癌の穏やかな経過観察 * Laugh & Health * 

じゅんじゅん(1968.申)大阪
手術時41歳
浸潤性小葉癌(1期)手術→放射線→TAM→&リュープリン(+ゾメタ)→TAM(単独)&非浸潤性小葉癌の経過観察中 このブログはあくまでも私個人の経験に基づく感想です
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2024.05.10 (Fri)
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閉経前 TAM単独 E2測定

あくまでも、わたし個人の感想ですが・・・。

年齢的に閉経前で
タモキシフェン単独治療の方というのは
たぶん少ないと思いますが、

もし、タモキシフェン単独治療中に
生理が止まったりしたら
女性ホルモンの値を測ったほうが良いかもしれないな、と
今回のことで、私はそう思いました。

私はタモキシフェン単独治療中に
生理不順、月経異常があったのに
「タモキシフェンの副作用やから仕方がないよね・・・」と思って
あんまり深く考えてなかったですけど

たまたま女性ホルモン(E2、FSH)を測り

その結果の数値を診て、
乳がんの主治医先生が不審に思い、
TAM休薬と、婦人科受診を指示してくれて

婦人科先生が、
卵胞3個(←たぶんタモキシフェンが原因?)という
私のヨロシクナイ状況を、超音波の検査で確認してくれて
(卵胞が3個もあると、余計にそのぶんE2が増えてしまうのだと思います)
治療を(自分のからだのことも)見直すことができました

あのままタモキシフェン単独治療を続けていたら・・・と考えると
ちょーっと・・・、怖ろしくなります

再発予防のための治療が、
なんのこっちゃわかりませんやんって事になってたかもしれないですもん・・・


『E2 異常高値』で検索してみると「やっぱり・・・」と思うものがありました。
(約10年前、平成12年3月のものです)


(原文は↓こちら↓)
タモキシフェン投与により高エストラジオール血症を伴う両側性卵巣腫大をきたした1例
http://www.journalarchive.jst.go.jp/jnlpdf.php?cdjournal=joma1947&cdvol=112&noissue=3-8&startpage=89&lang=ja&from=jnlabstract

(↓抜粋↓)
タモキシフェンは
エストラジオールのエストロゲンレセプターへの結合を競合的に阻害するが,
その結合能はエストラジオールの約0.7%-1%と報告されている

タモキシフェン20mgを経口投与24時間後の
血中タモキシフェン濃度は約100nMであり
その半減期は7日であったことから,
通常投与量では約1nMのエストラジオールと拮抗する.

このエストラジオール濃度は
正常の閉経前婦人のエストラジオール量より高く,
タモキシフェンのエストロゲン拮抗剤としての作用を裏付けている

しかしながら,
エストロゲンがそれより少しでも高い場合や
血中タモキシフェン濃度の低下のある場合には
その効果は急速に失われ
乳癌のホルモン療法剤としての意義を失う.

ホルモン環境は個人差が大きく,
また同一個人においても変化の幅が大きいため,
タモキシフェンの長期投与におけるホルモン環境における影響には
未だ検討すべき点が多いが,
Ravdin氏らは卵巣機能の残存している19例のうち13例で
タモキシフェンによるエストラジオール高値が見られたと報告している

安村等もEstron sulfateを測定し同様の報告をしており,
閉経前乳癌患者におけるタモキシフェン投与に注意が必要としている

すなわち
タモキシフェンの投与がかえってE2を増加させ
乳癌の発育を促進する可能性があり,
卵巣機能が旺盛な症例においてタモキシフェンを用いる際には,
十分な注意が必要であると考えられる.

本症例のように
タモキシフェンによると考えられるE2の高値のある症例や,
閉経前で比較的エストロゲンが高いにも関わらず
服薬のコンプライアンスが悪いような症例においては,
タモキシフェンとLH-RHアナログの併用
もしくはLH-RHアナログの単独投与が適当と考えられる.

また従来卵巣腫大,子宮内膜増殖は
タモキシフェンのエストロゲン作用によると考えられているが,

それとは別に本症例の如く
E2の増加によるものの可能性があり,
そのような症例においては

・E2, FSHの定量,
・タモキシフェンの中止,
・LH-RHアナログの追加

などの適切な処置が必要と考えられる.

閉経前乳癌における化学療法の効果は
卵巣機能阻害にあることが推察されていることからも,
閉経前乳癌におけるホルモン療法は非常に重要な位置づけにある.

タモキシフェンによる有効な治療を行うためには
投与経過中のE2の測定,コンプライアンスのチェックなどの注意が必要である.

またタモキシフェンは安価で患者QOLの点からも使用しやすい薬剤であることから
そのホルモン療法における重要性には変わりなく,
今後は閉経前のホルモン環境によるより厳密な適応を検討する必要があると考えられる.

結語
タモキシフェンによる高エストラジオール血症と卵巣腫大をきたした症例を経験した.

このことから,
1. 閉経前症例においては
タモキシフェンの投与がかえって
乳癌発育促進に働くエストラジオール高値をきたす可能性がある.

2. タモキシフェン投与中の卵巣腫大,内膜増殖は
エストラジオール高値が原因であることがあり,
タモキシフェンの中止,LH-RHアナログの使用などを考慮すべきである.

ことを念頭において治療を行うべきであると考えられた.


10年前の文献のようですし、稀な例なのかもしれないですが
気になります・・・。

ありがとうございます
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2010.11.03 (Wed)
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Comment(3)

放治科日記:2010-11-2

昨日に引き続き、2日連続の通院。
今日は、約半年ぶりの放射線治療科の日。

乳腺外科&婦人科のカルテをみながら、
放治科先生と、一連の話しをしていると
「へー、今、そんなふうになってるん・・・」と、きめ細やかさに感心していた様子でした。

検査について
「骨シンチとPETの被爆量は?」
わかりません

「PETって脳もわかるんですか?」
脳はわかりません。真っ黒になります。
いきなり脳に転移というのは、まぁ珍しいでしょう・・・。

早期だったし、必死に探さなくても大丈夫だと思います。

肺炎みたいな感じは?
腕のむくみは?
「大丈夫です。ありません」

「太りました」
食欲をちゃんとコントロールするように
え?なんで食欲ってわかるの???運動不足かもしれんやん・・・。

じゅんじゅんさんの主治医先生は、
検査とかあんまり仰らないと思うから・・・
(自分でちゃんと気をつけて検査とかの管理をするようにって意味だと思います)


ベッドで脱いで胸の視診&触診(ないかな?と思ってたけどありました)

切ってかたくなってるところは、だんだんと小さくなってくる
そうなると余計にかたく感じるようになると思うけど
びっくりしなくてもいいから

放射線治療後、半年程度じゃあ、色もまだまだ残ってます
(2010/4/22が最後)

乾燥対策は、クリームとか乳液とかつけて保湿してください


放治科先生に私から教えて差し上げたことは・・・
「汗かかなくなるって聞いてたけど、ヌーブラしたら汗かきましたよ」

放射線治療医の知識として、引き出しに入れておいて下さい。


診察時間は15分くらい。

半年後に予約を入れてもらって帰りました。

次の予約があると、なんとなく安心するのは私だけ?

▼お支払い▼
再診料:210円

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2010.11.02 (Tue)
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婦人科日記:2010-11-1(その2)

卵巣の超音波検査以外に受けた婦人科系の検査は、

卵巣がん、子宮頸がん、子宮体がん

血液検査の検査項目が、
・LH黄体形成ホルモン
・FSH卵胞刺激ホルモン
・E2エストラジオール
・プロゲステロン

「FSHとE2以外は、外科では保険が通れへんのんちゃうかなぁ?」
と婦人科先生が仰っていました。
確かに、乳腺外科から受けたのは、FSHとE2だけでしたからねぇ・・・。

やつぱり、餅は餅屋なのでしょうか?

女性ホルモン検査



「子宮体がんの検査は痛かった!」という体験談を聞いてたし
婦人科先生からも「体がん検査はちょっと痛いよ」と説明を受けましたが
私はそれほどでもなかったです。

先生が「痛い?」「大丈夫?」と、声をかけてくれながら
様子見ぃ見ぃして下さったからでしょうか?

Dr「生理痛は?」
じゅ「若いときはありましたけど・・・」
前までなら「まだまだ若いやん」と言われてたのに、いつのまにか、そんなこと言ってもらえなくなったのね・・・

学習したこと:
子宮がん検査に行くときは、
出血対策にナプキンを持参した方がいいかもしれません。
私は看護師さんから貰ってしまいましたが・・・。
(大学病院やけど、修練医先生も研修医先生もいなかったです)


▼婦人科お支払い▼
初診料、検査(超音波、子宮頸がん&体がん、卵巣がん、血液&尿)
合計:6,200円

ありがとうございます
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2010.11.01 (Mon)
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婦人科日記:2010-11-1(その1)

婦人科に行ってきました。
やっぱり、E2(エストラジオール:エストロゲンの一種)が、多すぎでした。

婦人科先生に卵巣を超音波検査で診てもらったところ、
本当は一個でいいはずの卵胞(主席卵胞)が、
タモキシフェンのせいか?それとも、たまたまか?
今、三個くらいある。(だからE2が増える?)

たぶんもうすぐ生理が来る、
その生理は卵胞一個分のはず。

なのでたぶん、二個はそのまま卵巣に残ったままの状態になると思う

そういう状態のときに、ゾラデックスをしたり(タモキシフェンを飲み続けてたら)、
余計にますます卵巣を刺激して→エストロゲン増になるから→治療として逆効果(怖っ!)

とりあえず、タモキシフェンは引き続き休薬(27日から休薬中)して、
生理が来る(卵胞一個が出て行く)のを待つ

残存するであろう残り二個の卵胞については、
なすすべがない、というか、
自然消滅するのを待たなしゃーない。

その状態になるまで一か月くらいかな?

ゾラデックスを打つのは、タイミングは、それからの方が良いでしょう、と。

(確か、タイミングとしては、黄体期が良いと仰っていたような?
私は今、その黄体期やけれども、
卵胞が3個もあるから打っちゃダメ)

タモキシフェンは排卵誘発剤としては、ちょっと足らんけど、
そんな作用が出る場合も、ある
(私の場合がそうやったみたい)

「じゃあ私、女性ホルモンを測って良かったってことですか?」
「測って良かった」

私(42歳)の場合、5月6日からタモキシフェン単独治療を開始し、
最後の生理が8月15日でした。
その時期以降から、だんだんと、タモキシフェンが卵巣を刺激しすぎて、
卵胞が三個も成長&増えてしまったのかな?
で、卵胞が三個もあるから、E2が増えてしまっている。というふうに理解しています。

10月19日測定の E2(エストラジオール:エストロゲンの一種)が 341.8(1個の卵胞としては高すぎるらしい)
FSH卵胞刺激ホルモンが19.5
(エストロゲン=卵胞ホルモン)


婦人科でみてもらって良かったです!
婦人科を受診するよう勧めてくれた乳がん主治医先生にも感謝!
女性ホルモンを測りたいって自己申告した私もエライ!冴えてたね!さすがわたし!

ありがとうございます
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2010.11.01 (Mon)
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笑えるピンクリボン

以前にわたし「ピンクリボン云々、ウザい」とブログに書きました

が、

これは笑える!!!

浜松の渡辺亨先生のブログで紹介されているピンクうなぎリボン


浜松=ウナギなのね(費用は420円+80円)

これなら欲しいと思います!

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2010.10.31 (Sun)
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診察日記:2010-10-26

さて今日は
ゾラデックス(1回目)を打つ気マンマンで病院に行ったのですが・・・

保留というか延期というか・・・


先週採血した女性ホルモン値を調べる血液検査で、
E2(エストラジオール:エストロゲンの一種)とFSHの結果が
がっつり閉経前の値(E2→341.8)、(FSH→19.5)だったので

「じゃ、注射してくださーい」ってノリだったのですが


Dr「打つタイミングは生理の1週間前」
じゅ「え!?生理止まってるんですけど」


「じゃあー・・・、
(原因と思われる)タモキシフェンをいったん中止して
性周期を正常に戻して
生理がきてから打ちましょう」

という話しになりました。


先生の話を私なりに整理すると・・・

たぶん今、卵巣に排卵待ちの卵子があって
それを排卵してからの方がいい

みたいな感じ???


「いやですー。
タモキシフェン止めるの心配ですー」と
声を大に訴えたのですが

「それくらい大丈夫」と、あんまり取り合ってもらえず・・・。


じゅ「じゃあ、ゾラデックス無しにするとしたら、このままタモキシフェン飲み続けていい?」
Dr「E2の値をみると、タモキシフェンだけじゃ効果が・・・(足りないかも)」


今日行って、今日するつもりで
打つ気マンマンやったのに
ちょっとがっかり・・・


でも、

「せっかく高いお金を出して治療を受けるねんから
より一層効果が見込める方がいいでしょう。
やみくもに打てばいいってもんじゃなく
タイミングがあるからねー」

みたいな・・・。


うーん・・・、そうかぁ・・・。
そう言われると「ありがとうございます」って思います。


とりあえず、明日からタモ休み。
ホルモンバランスが正常になるついでに、体重も減ってくれたら嬉しいなぁ・・・。

(乳腺外科の)主治医先生の指示で
女性ホルモンにお詳しいという婦人科の先生を
受診することになりました。

卵巣を診てくれたり、
性周期を正常に戻すための薬のタイミングとか
指示して下さるみたいです。

また来週、行ってきます。



会計を済ませ
自販機でコーヒーを買い病院内を歩いていると
放治科の主治医R先生を発見!

嬉しさのあまり思わず
「R先生!すごく会いたかったんです!ハグしていい?」と、私。

R先生は、苦笑いで「やめてくれオーラ」だったので
ハグはあきらめ立ち話しを。

会いたいと思ってた先生にばったり会えて
なんかすごーく嬉しくて。

テンパりながら、
ついさっきのホルモン値のこととか話し
R先生は冷静に分析しながら聞いてくれてたのに

なぜだかだんだんと、話しの内容が
R先生の大変だった話しにシフトチャンジ・・・。

私が聞き役になってました。


先生も人間・・・、
話しを聞いてもらいたいときも、ありますよね・・・。

ありがとうございます
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2010.10.26 (Tue)
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お食事会のお知らせ

2010年11月6日(土曜日) 7日(日曜日

お食事会(ランチ)企画中でーす。

うりれおさんたちと、ご一緒させていただきまーす。

関西方面でランチ集合できる方、メールください。
2010.10.23 (Sat)
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