今さらながら「陰日向に咲く」
(著者:劇団ひとり) を読んでいて
その中の一話に「Overrun」という、ちょっと切ないお話しがあって。
一人暮らしのおばあさんが出てくるお話です。
それを読んで思い出したことがありました。
母のことなのですが。
ずいぶん前、
数年前の話しですが、母宛に「架空請求」のハガキが来ました。
ヤングチーム
(子供)は「なんやこれ」「放っとき放っときー」と、全く取り合わないのですが
なんとまぁ母は「払う。振り込む」と言うんですね。
よくよく母の話を聞いてみると
「身に覚えはないけど、もしかしたら知らんうちに
(自分が)何かしたんかもしれん。
それに、1回払ったら、もうけえへんやろ。また来たらイヤやし、気持ち悪いし」
「逆ぎゃくー。1回払ったら『この人は払う人』って思われて、また来るで!」
その件は、もちろん払わずに放っとくことになったのですが。
今、父親も健康を謳った
SF商法(講習販売)の店に足繁く通い
「テラヘルツネックレス」なるものを買いたいと思ってるみたいで・・・。
もちろん「やめとき」と諭してますが。
親を守る立場に変わってんなぁと、ふと思ったんですよね、自分が。
「Overrun」というお話しも
SF商法(講習販売)で買ってしまう人たちも
高齢者の人たちの寂しい気持ち、寂しさ故の行動であったりする部分も
あるかと思うんですね。
ウチの父も、話しをたーっぷり聞いてあげたら
「ネックレス欲しい熱」、下がったみたいですし。
だから、というわけではありませんが
先日母親をランチに誘いまして、そのときのお店です。
「低カロリーバイキング」というコンセプトで
珍しいものは「温泉玉子」があったり!
涼しそうな演出のビュッフェでしたよ~。
きんぴらごぼうとか
高野豆腐とか、からだに優しそうなお料理で、
料金は60分 1,050円で、お財布にも優しいです。
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