今年の2月頃の話しになります。
手術後の病理診断の結果で「LCIS(非浸潤性小葉癌)が見つかった」って聞いたとき
実はけっこうなショックで
そんなショックな状態で聞いてるもんやから
そのときの主治医A先生の説明も、
そのときはわかったつもりでも
家に帰ってから
疑問がいっぱいわいてきて
最初の乳がんポンの告知のときは、ある程度覚悟ができてたから
先生の話しもまぁ冷静に聞けたのですが・・・前の週(
2月5日)に「病理の結果、良かったよ」って聞いてたのに、
その次の週(
2月12日)の診察のときに「実はね、LCISが・・・」と聞かされて、
何にも心構えしてなくて、いきなり言われた感じやったし
またその次の週(
2月19日)に持ち越し、
2週(2回)にわたっての主治医A先生の説明は
「ガイドラインでは経過観察で大丈夫」
( ← はしょりすぎ。詳しくはリンクをはってる過去の記事を・・・)わたし、その説明の仕方、腑に落ちなくて
というか、その主治医A先生の説明には、説得力が無かった。
なんで説得力が感じられないか
わかった気がした。
「もとの文献を読んでない」
その「LCISは経過観察で大丈夫」のもとになっている文献を
読んでなかったんですって!
「えー、もとの文献も読んでないくせに、ガイドラインに書いてるからって、
患者にソレ、すすめる?ちょっと無責任じゃない?」と、正直、私は思いました。
まるで小学1年生の子供が「先生が言うからこうします」のような
そこには全く自分の意思が無いみたいな、
そんなふうに私は感じたんですよね。
1週間時間もあったわけやし、
主治医として読んでて欲しかったと、私は思いました。
もちろん私も、積極的に再手術で追加切除をしたい
と思っていたわけじゃないです。
それでも、
「がんと名前がつくものが見つかったのなら、早く取ったほうがいいんちゃうのん?」って思いました。
だって素人ですもん。そんな折り、
チームオンコロジー.comの掲示板に
質問させていただいたんですね。
そしたら、各方面の先生方から回答していただきました。
その中で、津川先生という乳腺外科の先生から
文献のご提示をもとに、回答をしてもらえたんですね、
具体的な数字を交えながら。
その時の津川先生の回答主治医の説明よりも、
はるかに説得力のある説明を聞くことができました。
それで、ずいぶん気持ち的にスッキリしました。
顔も見たこともない私のために
こんなに丁寧に説明してくれて
本当にありがたく思い、ものすごく感動しました。
主治医批判をしているわけではないので
誤解のないようにお願いしたいのですが
外来では時間が限られています。
そのときはわかったつもりになっても、
家に帰ってから、新たな疑問がわいてきたりします。
次の診察までに、自分の考えとか、質問することを
まとめておくことも必要です。
そんなときに、
インターネット上で、先生方のご意見を伺うこともできます。
そういうお力をお借りするのも、1つ方法として知っていたらいいかも・・・
と思い、書きました。