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私の乳がん 浸潤性小葉癌と非浸潤性小葉癌

 浸潤性小葉癌の健やかな予後と非浸潤性小葉癌の穏やかな経過観察 * Laugh & Health * 

じゅんじゅん(1968.申)大阪
手術時41歳
浸潤性小葉癌(1期)手術→放射線→TAM→&リュープリン(+ゾメタ)→TAM(単独)&非浸潤性小葉癌の経過観察中 このブログはあくまでも私個人の経験に基づく感想です
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2024.11.21 (Thu)
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乳がん手術後【最終】病理診断結果


(自分用の覚え書きです)

  • 臨床所見
  • 右乳房CD領域の8mm大の乳がん(浸潤性小葉癌)に対して
    乳房温存手術を施行。
    主病変の外側やや頭側に3mm程度の低エコー病変有り、
    娘病変の広がり診断をお願いいたします。

  • 病理所見
  • 乳房温存術により採取された右乳房CD領域の腫瘤です。
    全割し、組織学的検索を行いました。
    検体のほぼ中央の標本3bに、索状、孤立性に浸潤増生する
    小型腫瘍細胞を認めます(腫瘍径10mm T1b)。
    生検の免疫組織化学染色の結果を加味し、浸潤性小葉癌の像と判断します。
    腫瘍細胞の浸潤は、脂肪織にまで及んでいます。
    腫瘍細胞の脈管侵襲は確認できず、切除断端は陰性です。
    (切除断端に関しては、迅速の結果を加味し、総合判断ください)
    Daughter lesionを説明できる病変は確認できませんでした。

  • 病理診断
  • Invasive lobular carcinoma
    ;f,ly(-),v(-),EIC(-),Nuclear Grade 1,
    cue ent(-)(see description)
    Nuclear Grade 1(Nuclear atypia:1,Mitotic counts:1)
    Malignancy

  • 傷病名
  • 右乳癌(浸潤性小葉癌)
    t1b(10mm)
    n0(SNB 0/2)
    MO stage1
    ER(+++),PgR(+++),HER2(0)

  • 病理最終診断
  • ① 頭 側 断 端 cut end(-)
    ②頭側外側断端 cut end(+)

    ②頭側外側断端には、明らかな浸潤癌の像は確認できません
    浸潤性小葉癌の存在の可能性は否定できません)
    ②で浸潤性小葉癌の可能性も否定できない部位を認めます
    (4mmの範囲で)
    ②の標本の免疫組織化学染色の結果、
    E-cadherin陰性の乳管内細胞を認めます。
    浸潤性小葉癌の形で、断端陽性と判断します。

  • 臨床所見
  • 原発巣は限局した浸潤性小葉癌でsugical marginは問題ないのですが、残存乳房から採取した(断端評価のための)断端組織(切除部の頭側外側【Bp部のさらに頭側外側】)より、4mm大のLCIS(浸潤性小葉癌)を認めました。
    原発巣(主病変)との連続性はなく、多中心性に発生したLCIS(浸潤性小葉癌)と判断しております。
    (NCCNのガイドラインに沿って追加切除は行いませんでした)


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    2010.02.12 (Fri)
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