「最初のがんがあって、免疫染色っていうのをしたら、横にもがんが見つかったけど、それが非浸潤性やったってこと?」
「そう。浸潤してるってことは、乳管もしくは小葉を破ってる。破った時点で全身の転移がはじまるんですよね。もとのは破ってるるやつ。横のは破ってないやつ。これは、NCCNのアメリカのガイドラインでは経過観察。ザンクトガレンのはね、治療の分だから、たぶん書いてないと思う。で、まだ話の続きあります。これがわかったことは別にいいんですよ、ね。想定の範囲。温存手術をしたじゃないですか?で、浸潤性小葉癌の場合は、ちょっと前までは、多発を恐れて乳房切除してたのを、今、温存してるから、やっぱり残ったところに、放射線をあてるべきだと思います」
「先週のん、聞けへんかったら良かった。いいと思ってたから・・・」
「たぶん今の時点では、浸潤がんのタイプは、ないだろうと思います。色んな検査してるからね。非浸潤性小葉癌、これは前癌病変みたいなもんなんです。がんの名前は付いてるけど、実際は、この状態では何も全身に影響を与えない。結構な年月経たんと浸潤癌にならないっていうところから、経過観察になってます。もっと言うと、あまりよくわかってない。めったに見つからないから、LCISって」
はぁぁぁ・・・
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