今日は病院の日
Ki-67の検査結果を聞きに
それと、
これからの補助治療について相談してきました。
病理の結果は、
ルミナルAというタイプ
Ki-67は5%未満
手術後の補助治療は、
ホルモン治療のタモキシフェンと注射(LH-RHアゴニスト)だけでOK
私が、「タモキシフェン単独での治療にしたい」
と思っていることを相談すると
「難しいなぁ・・・」とおっしゃりながら、
ルミナルAで、Ki-67も5%未満で、非常におとなしい性格のため
タモキシフェンだけでもいい
かもしれない
注射は+/-で、
必ずしも卵巣機能抑制は必須ではないし・・・
と、先生も一緒になって考えてくれてはりました。
たぶんなんとなくそのときに私が感じたのは
「私次第なんかな」って、そんなふうに思いました。
まずはタモキシフェン単独から始めて
副作用とかの様子をみてから
ゾラデックスを開始しようかなぁ・・・
そんなふうに考えてます。
とりあえず注射のことは、
1か月後の次の診察のときまでに考えておくことにして
まずはタモキシフェンを先に飲み始めることに。
最初なので、30日分の処方にしてもらいました
今日(2010年5月6日)から、タモキシフェン(ノルバデックス)服用開始です。クエン酸タモキシフェン(TAM):がん情報サービスKi-67というのは、ERやHer2(免疫染色法)と同じように、がんの組織標本を特殊染色するもので、細胞周期(一つの細胞が二つに割れる過程 M->G1->S->G2->Mと回る)の細胞分裂をしている細胞(主にG1)が染色されます。
通常プレパラート上の100ないし1000個の細胞を数えて、染色された細胞の数を100分率で表します。
Ki-67が染まった細胞が多いということは、分裂している細胞が多い=増殖スピードが早いと解釈されます。
今年(2009年)のSt,GallenのConferenceで取り上げられてspot lightが当たりました。
測定の精度等、まだ問題の多い検査法ではありますが、ER, PR, Her2に次ぐ、癌の個性を調べる指標の一つとして期待されています。
しかし、保険で認められている検査ではないので、どこの病院でもできるという検査ではなく、できたとしても研究として測定することになります。
術前化学療法の場合は、ER、PR、Her2等と同じで、術前の針生検か生検の標本があれば測定可能です。(文責:清水)
乳癌インフォメーション from Doctors 相談室より引用