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私の乳がん 浸潤性小葉癌と非浸潤性小葉癌

 浸潤性小葉癌の健やかな予後と非浸潤性小葉癌の穏やかな経過観察 * Laugh & Health * 

じゅんじゅん(1968.申)大阪
手術時41歳
浸潤性小葉癌(1期)手術→放射線→TAM→&リュープリン(+ゾメタ)→TAM(単独)&非浸潤性小葉癌の経過観察中 このブログはあくまでも私個人の経験に基づく感想です
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2024.04.18 (Thu)
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乳がん告知の日

「えっとね、針を刺した検査の結果がね、率直に言いまして、ガンが出たんですよ」

けっこう普通な感じのトーンで始まった乳がん告知。

早期の乳がんやし、そんなに大そうなことでもないのかな?

覚悟はできていたけど、一応驚いたフリをしてみる

「え!?」

「がん」

それから先生の説明が続く。

「浸潤性小葉癌っていう、日本人の乳がんの中で5%くらい、あんまり多くはないガンで、浸潤性小葉癌っていうのは実はね、わかりにくいがんとして有名なんですけどね、今回は、まぁ針を刺して、診断としては間違いないでしょう」

「じゅんじゅんさんのしこりはエコーでみて9mmやし、去年診てわかったか?って言ったら、わからんかったかもしれん、わからなかった可能性もじゅうぶんあるし、あったとしても『良性』っていう可能性もあったかも」

「僕も触ったときは良性やと思ってましたよ。でもエコーで診たときに『これはちょっとおかしいね』と思ってね。だから針の検査までしたんですよ、ね」


ちなみに私の場合、
マンモグラフィ→触診→エコー→針生検っていう順番で
検査を受けたんですね

で「マンモグラフィでは綺麗です」と言われたのに、
触診でシコリを見つけてもらったんです

浸潤性小葉癌だったので、写りにくかったのか
撮影技師がヘタだったのか
小さい胸(Aカップ)が災いしたのかは不明ですが

検査方法によって、得意不得意があるそうです。

(↓先生の話に戻ります↓)

「今、見えているしこりの大きさは1cm弱。まぁそんなに進んだがんじゃないでしょう。リンパとか全身に転移がなければ、早期がん」

「早期がんというのは普通治療すると、今の治療の実力で言うとね、10年間再発せずに元気でおれる可能性は90~95%あります。だから、ほとんどの人が治ります」

「で、治療っていうのは、まぁ基本的には手術と、その後の再発予防のためのね、お薬の治療が必要です。この2本立て」

「手術は局所治療と言って、ここ(胸)の治療になります」

「で、薬の治療は、ホルモンの治療、抗がん剤、色々あるんですけど、薬の治療っていうのは全身の治療」

「だから局所の治療と全身の治療、2本立ての治療が必要です」

「それをちゃんとすることによって、さっき言った10年間元気でおれる可能性が9割以上保てる」

「放射線はないんですか?」

「放射線は局所治療のうちの1つとしてあります。今回はした方がいいと思います」

「もう1回、何がんって?」

「浸潤性小葉癌」

「がんの種類?何がどう違うんですか?」

「性質が違ったり、予後が違ったり、温存手術の後の再発が多い、少ないとか、そういう治療データが変わってきます」

「乳がんって言っても、約20種類あるんです。そのうちの1つでね、ホルモンがよく効きます。一般的な内分泌治療のね」

「浸潤性小葉癌て、胸の中でポツポツポツポツできることもあるんですよ。同じ方の胸と、反対の胸にも転移することがあるし、全身もあります」

「転移はね、どっちかって言ったらしやすい方なんやけど、でもこれがね、命を落とすかどうかを考えると、他の乳がんの中でも、あまり悪くはないんですよ、不思議なことに」

「っていうのは薬が効くんですよ、ホルモンがね。でも、点滴の抗がん剤はあまり効かないことが多い」

「で、じゅんじゅんさんの分のがんの場合はね、化学療法より内分泌治療の方が、どちらかと言えば効きやすいタイプなんですけどね」

「で、今は胸のところしか見てないんで、今の乳がんがどの程度か、現在の状況、進行度、全身に転移がないかどうか検査する必要があります。今の段階で、検査はしっかりしておきましょう。その結果をふまえて、どうすればいいか決めればいいと思います」

「PET-CTで全身、肺、骨、リンパ、胸のところをいっぺんに診て、肝臓はちょっと見えにくいところがあるんで、お腹のエコーで主に肝臓を診ます。乳腺、胸に関しては、PET-CTでは大まかになっちゃうのでMRI」



針生検から2週間後の乳がん告知は、こんな感じでした。

結果を聞きに行くときには、
もう既に「心の準備」みたいなのはできていたので
そんなにビックリもしなかったって感じで

「ああ、やっぱりな」って。

(先生の前では、一応驚いたフリをしておいたけど)

針生検を受けてからの数日間の方が
精神的にしんどかったです。

がんなんかなぁ?
がんやったらどうしようって。

誰にも言ってなかったので
「私、がんかもしれんのに、人の気ぃも知らんと!」って
一人で勝手に情緒不安定になってたりしてました(オハズカシイ)

ほんま、あんときの方がしんどかったです・・・。

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2009.08.14 (Fri)
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