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私の乳がん 浸潤性小葉癌と非浸潤性小葉癌

 浸潤性小葉癌の健やかな予後と非浸潤性小葉癌の穏やかな経過観察 * Laugh & Health * 

じゅんじゅん(1968.申)大阪
手術時41歳
浸潤性小葉癌(1期)手術→放射線→TAM→&リュープリン(+ゾメタ)→TAM(単独)&非浸潤性小葉癌の経過観察中 このブログはあくまでも私個人の経験に基づく感想です
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2024.11.22 (Fri)
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リレー・フォー・ライフ芦屋2009に行ってきました

リレー・フォー・ライフ芦屋に行ってきました

ソニー生命の山崎さん(私の入ってる保険の営業担当さん)に
誘われたのがキッカケで


私「何するんですか?」
山「いやぁ~、なんか、歩くみたいですけど・・・」

山崎さんも、あんまりよくわかってないみたい

誘われなかったら、
こういうイベントも知らないままだったと思います

まさか自分がガン患者として
こういうイベントに参加することになるとは・・・

ま、とりあえず流れにのるっていうことで
行ってみようかな

テレビに映ったらどうしよう・・・
まだ両親には言ってないのに・・・
(これはマジで心配)


ネットでパンフレットを見てみると
小倉恒子先生の講演会があったり

マッサージとかカウンセリングも受けれるみたい

小倉恒子先生のお話も聞いてみたいので
山崎さんとの約束時間より先に
1人で行くことにしました

JR芦屋駅で
リレー・フォー・ライフ芦屋行きの送迎バスを待っていると
私と同じようにバス待ちらしき女性が

・・・と思っていると
その女性から話しかけてきてくれた

バスでお隣同士に座り自己紹介

「じゅんじゅんです、大阪から来ました」
「Hです、淡路島から来たんです」

Hさんは
子宮がんの治療後に
今は転移がんも治療中とおっしゃっていた

私のような
乳がん歴の短い患者には
「転移」とか「再発」とか
すごく怖くて恐ろしいことのように思うのですが

こちらのHさんは
本当に普通な感じで、今までの治療歴とか
今の食生活の事とかを話して下さいました

Hさんは、現地でお仲間の皆さんと合流するご予定とのことでしたが
小倉恒子先生の講演会には行きたいね」と意見が一致し
講演会場までご一緒することに

今日は雨だったので
ついつい家を出るのが遅くなってしまい
講演会はすでに終わっていましたが
ギリギリ最後に先生と握手させていただくことができて
お名刺交換までさせていただきました

その後、
私とHさんは電話番号など交換し
Hさんはお仲間の皆さんと合流
私は山崎さんと合流、と
それぞれ別行動に

山崎さんが、同僚のSさんという方を紹介して下さいました

このSさんは肺がんサバイバーさんで
ステージ3くらいの「結構ヤバイ状態やったらしいで」から
手術、放射線、抗がん剤の治療を経て
すでに5年以上経過しているという
素晴らしい経歴をお持ちになる希望の人物

リレー・フォー・ライフにも毎年参加されているベテランさん
今年も(今日から)明日のエンディングまで参加されるそうです

先ずは「サバイバー・フラッグ」に案内される
フラッグ
スタッフさんに
「何かひとことメッセージを」と言われ、一瞬考える

(がんばるぞ?)
(負けないぞ??)
(いやいや違うなぁ・・・)
(ありがとう?)
(そうやわ「ありがとう」やわ!)

「ありがとう」っていう言葉が、がなんとなくいちばんピンときた

今日このイベントに誘ってくれて「ありがとう」
私のがんにも「ありがとう」

その他の写真→RFL Japan 2009 in 芦屋 当日写真アルバム

↑この記事の先頭へ↑


さて、次のお目当てが
「メディカルセラピスト・マッサージ」

「じゅんじゅんさん、すごい真面目な性格でしょう」
「そういうお仕事だったら、
メールなんかでも、すごくいちいち丁寧に文章考えて
書き直したり」
「そんなんしてる間に、気がついたら夜中になってたり」
「もっとイイカゲンでいいんですよ」
「無理して注文をこなしたりせんと、
ウチやからできるんですよっていう
付加価値みたいな値打ちをアピールしないと」
「ほらここ、副腎皮質腫れてますよ」
などなど
「なんでそんなにわかるの!?」と
よく当たる占い師みたいにズバズバ当てられた・・・。

「体触ってたらわかります」
そんなもんなのか???

担当して下さった先生は、目が見えない方だったので
視覚以外の感覚が、特に鋭い方だったのかも

マッサージでは、なんと先生お2人がかりでケアしていただき
マッサージが終わると、山崎さんとSさんお2人が迎えに来てくれて
まるでお姫様気分
これもがんのおかげかと思うと、がんになるのも悪くない?

次のお目当て「タッチカウンセリング」では
不覚にもポロポロ泣いてしまった

よく考えてみれば、がん告知を受けてから
自分の乳がんのことを
誰かに聞いてもらうとか
気のすむまで思いっきり喋るとか
していなかったことに気付いた

(ここは泣いてもいい場所やんな?)

涙を流しながらも冷静に周りを確認し
もうちょっと泣かせてもらう


次の「医療従事者によるがんの悩み相談」では
前の方の相談が長引いているらしく、
しばらくの間、待つことに

私が待つのは全然かまわないのですが
山崎さんとSさんもお待たせしてしまうことに・・・

それが気になったのですが

「ま、いいか。せっかくやし」
「私がん患者やし」
みたいな

今までは気ぃ遣いすぎてたとこも多々あったと思うので
今日くらいは自分を優先してもいいかなぁ、と

マッサージ中の先生のお話の効果なのか
タッチカウンセリングで心がほぐれたのか

そういうふうに思えるようになっていました


「がんの悩み相談」では、薬剤師のIさんがお話を聞いて下さり

「それはもちろんわかりますよ。
女性として、できれば手術なんか受けたくないですよね」と言ってもらい
自分の気持ちを理解して貰えたような気がして、嬉しかった

それに
「手術なんか受けたくない」っていう気持ちは
「女子として、普通のことなんかな?
特に私が変わってるって訳じゃないねんな」
って安心した

カウンセリングや相談で
解決はしないし、答えも無いのですが
話しを聞いてもらうだけでずいぶんラクになるし
話している間に、言葉にすることで自分の気持ちも整理できたり・・・


ずいぶん長い時間お待たせてしまった山崎さんも
温かく笑顔で「カウンセリング、どうでした?」って迎えてくれて

Sさんはスタッフとして
オープニング・セレモニーやサバイバーズ・ウォークに参加

私はリレーウォークというので、グランドを1週歩きました

たったグランド1週歩くだけのことなのですが
なんかヘンな気分

私は「乳がん患者」っていう自覚が
まだ全然無いし(元気やし)
照れくさいというか、なんというか・・・


今日は雨模様で
なお且つ寒かったのが残念なところでしたが
来年は、もう少し長丁場で
リレー・フォー・ライフに参加したいなって思います



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2009.09.12 (Sat)
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