がんポン罹患後、治療後のフォローアップ、経過観察中の検診について
とあるページで、
私の放射線主治医のR先生が回答しているページを見つけた
ので「せっかくやから、診察のときに直接聞いてみよ」と思い、
そのページをプリントアウトしておきました
で、今日はその、R先生の週1回の診察日
軽く雑談しながら患部を診てもらい
「先生、今日、忙しい?」
「何?」
「これ見つけたんですけど」
と、プリントアウトしたものを見てもらう
質問の内容は、ざっくりとこんな感じ
『罹患後の定期検診は、本当に意味がないのか?』
先生いわく、
『定期検診を行っても、生命予後を改善しない』の元になってるデータは、20年くらい前のデータやし
今の薬、今の治療法で治療をすれば、変わってくる部分もあると思う
ちなみに、
(医学部の)教科書を作るのにも2、3年かかる。
で、教科書には「こうこうこうなったら、こう」って書いてあるけど、
患者さん診てて「実際には元気にしてはるやん」ていうのは、
よくあることやし
例えば、○○病院は『こうこうこうで、だから、あなたはフォローアップの検査は要らないんですよ』って、1時間くらいかけてじっくり説明して、定期検査をしない、そういう病院もある。
うちの病院では年に1回、一通りの検査と、3ヵ月毎の診察をしてる
ただ、検査することによって(体は全然元気やのに)、
知らんでもいい事を知ってもうて、
精神的なダメージを受けてまう事もある。
患者さん自身が有益な臨床試験に参加することで、
フォローアップのガイドラインが変わっていくかも
ざっとこんな感じでした
『知らんでもいい事実』って、例えばどんなこと??
私の手術後に見つかった非浸潤性小葉癌も、
外科主治医先生いわく『知らんかった方が良かった』って言うてたけど
(見つかっても、経過観察だけなので、知ってしまった分、気持ちよくは無いやろ?という意味で)知らんかったら知らんかったで良かったかもしれんけど、
知ったら知ったで気をつけるし、
後で知るより先に知ってた方が良かったかも、
やし、
私は、いいことも、悪いことも、知っておきたいと思うし
検査はマメに受けたいと思います。
PR