ずっと気になってて、やっとスッキリしたことが。
タモキシフェン(ノルバデックス)の「効き方」について・・・。
ノルバデックスの製薬会社(アストラゼネカ)の
「
医薬品インタビューフォーム」とか「
添付文書」には
下記のように記載されているんですね。
こっちは患者向けのノルバデックス医薬品ガイド薬理作用
(1)作用部位・作用機序
乳癌組織等のエストロゲンレセプターに対しエストロゲンと競合的に結合し、
抗エストロゲン作用を示すことによって抗乳癌作用を発揮するものと考えられる。でも、一説には
女性ホルモン(エストロゲン)受容体に拮抗剤として作用し、女性ホルモンの働きをブロックする。というふうに説明してあるのもあるし
「乳癌細胞内のエストロゲンレセプターに作用する」のか
「エストロゲンそのものに作用する」のか
どっちなん???って
気になってたんですね。
それに私の中で、もう一つの疑問が。
乳
がんポン細胞内のエストロゲンレセプターに拮抗する
(という作用)だけで
なんで更年期様症状が出るのか?というのも不思議でした。
ゾラデックスで女性ホルモンを止めて
更年期様症状が出るのは理解できるのですが
なんで、乳
がんポン細胞内のエストロゲンレセプターに拮抗する
(という作用)だけで
更年期様症状が出るのかが、理解できなくて・・・。
どうせ飲むのなら、しっかり理解してから飲みたいし
サイモントン療法で習った通り、
薬を飲むときに、頭の中でイメージしながら飲んでいるので
ちゃんと知っときたかったんですね。
イメージするのに迷いは禁物!で、アストラゼネカ(株)のメディカルインフォメーションセンターというところに
電話して聞いてみました。
ノルバデックスの医薬品インタビューフォームの最後の方のページにフリーダイアルが載ってますシライシさんという男性の方が対応してくれて
あ~、スッキリしました!▼質問の内容は・・・▼
(上記と同じですが)御社のノルバデックスの取扱説明書には
薬理作用として、
タモキシフェンは乳癌組織
等のエストロゲンレセプターに対しエストロゲンと競合的に結合し、
抗エストロゲン作用を示すことによって抗乳癌作用を発揮するものと考えられる。
と記載されていますが
諸説によると
女性ホルモン(エストロゲン)受容体に拮抗剤として作用し、
女性ホルモンの働きをブロックする。
みたいな一説も、よく見ます
「乳癌細胞内のエストロゲンレセプターに作用する」のか
「エストロゲンそのものに作用する」のか
どっちなんですか?
▼答えはこう↓でした▼
「乳
がんポン細胞のエストロゲンレセプターにも作用するし
女性ホルモンそのものにも作用する」そうです。
それを聞いてスッキリしました!!!女性ホルモンそのものにも作用するのなら
更年期様症状が出る、というのも納得できます!!!
シライシさんいわく、
薬の作用について、
最初はわかってなかったことが
だんだんとわかってきている事、わかってくる事もあるそうです。
(骨には良い作用をする、とか)えーーーっっっ
そんなん曖昧な感じでえーのーん?って気ぃもしますが(汗)
で、シライシさんは私のことをおそらく
「副作用がしんどくて電話をかけてきた患者」と思ったのか
シライシさん「副作用が出ているというのは
それだけ効いているということですから」
(フォローのつもりが)じゅん「私、副作用全然ないんですけど」
(フォローになってなかったんですねー・・・)シライシさん「副作用が出ていないからといって
効いていないわけじゃないですから」
(でも、またまたフォローしてくれました)じゅん「私、5月6日から服用しているのですが、
副作用って、どのくらいで出るのでしょうか?」
シライシさん「個人差がありますが、
副作用は服用開始後1か月から半年くらいで出てくる場合が
多いですね」
「例えば、からだに乳がんポンの細胞が一切ないとしたら
どうなるんですか?」という質問もしたのですが
なんて答えてくれたのか忘れました!乳
がんポン細胞の中の
エストロゲンの鍵穴
(エストロゲンレセプター)に、鍵として作用するねんから
そら本物のエストロゲンと似た形をしてるんやろうなぁ
で、エストロゲンに似てるから
女性ホルモンそのものみたいな作用もするねんやろう
たぶん、女性ホルモンのバランスが悪くなって
(エストロゲンとかプロゲステロンとかのバランスが悪くなって)
だから更年期みたいな症状が出るのかなー?と理解しました。
なるほどなっとく、すっきりしました。
(あくまでも私の見解ですー)
最後に、
わたし、電話の途中、
シライシさんに若干キレてしまったのですが、
深ーく反省しています・・・。
シライシさん、本当に親切丁寧に対応して下さいました。
「またいつでもどうぞ」って言ってくれたし
「これからも良いお薬、つくって下さいね」と
お礼を申し上げて、電話を終えました。
以前の
ファルコバイオシステムズのシモダさんにしても
すばらしく気持ちのいい医療関係者さんばっかりです。
ありがたいありがたい。
今日、午後からCYP2D6の臨床試験に入れるか否かのプレ血液検査と
臨床試験の同意書にサインをする日だったので
先生に聞く前に確認しておきたかったんです。
電話してすっきりしました。
臨床試験のことは、また後日書く予定にしています。
(今日の血液検査はOKだったので、臨床試験枠に入りこめました)明日から病院内の
がんポンコーナーのボランティアデビューです。
ユニフォームのエプロンつけて、ニコニコしてきまーす!
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