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私の乳がん 浸潤性小葉癌と非浸潤性小葉癌

 浸潤性小葉癌の健やかな予後と非浸潤性小葉癌の穏やかな経過観察 * Laugh & Health * 

じゅんじゅん(1968.申)大阪
手術時41歳
浸潤性小葉癌(1期)手術→放射線→TAM→&リュープリン(+ゾメタ)→TAM(単独)&非浸潤性小葉癌の経過観察中 このブログはあくまでも私個人の経験に基づく感想です
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2024.11.23 (Sat)
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乳がん乳房温存手術の説明1


手術の同意書を提出するにあたり、
MRIの検査画像で、私のがんの位置を見ながら、
手術の最終確認の説明を受けました。
(手術前日・入院1日目の夕食後、午後7時頃から)

「ワキのところは終わっているので、胸のところだけです」
「しずく型みたいな感じで、楕円状に胸を一部、取ります」
「取りっぱなしだと、ポッコリへっこんじゃうので、残った乳腺を両方から寄せてこようと思います」
「たぶん上下に寄せて、いい形になるだろうと思います」

「なるべくしっかり寄せた方がいいので、取る範囲は、しこりのところから約2cm幅をつけた範囲と、それ以外の広いところは、皮膚の下で乳腺を剥がします。実際に取る範囲より広い範囲をわざと剥がします。その方が綺麗に形成ができるんでね」

「少しワキの下のとこね、できるだけ胸の方に寄せてきて、胸のボリュームを元に戻そうと思います。どうしても一部分取るんでね、完全にはボリューム戻らないんで、右左やっぱり同じ大きさにはなりませんけど、なるべく元の形に戻せるように、残ったもので形成を、手術のときに同時にします」

「手術時間は約2時間、約ね。1時間台で終わると思います」

「ゆっくりやって。急いでないから」

「時間(の早さ)じゃないからね。ちゃんと確実に手術がね、がんが取れて、且つ、なるべく綺麗に治す。それを一番の目標にやりますからね」

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2010.01.29 (Fri)
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まつ毛エクステ:入院前のおしゃれ

3日後の1月30日には、乳がんの手術本番

手術中&入院中は基本スッピンなので
せめてまつ毛だけでも・・・と思い
まつ毛エクステデビューしました

まつ毛エクステ

「はい、終わりましたよ~」と、鏡を見せられたときは
正直「コワッ」と思ってしまったけど・・・

スッピンで、まつ毛だけボリュームがあると
かなりおかしな感じかもしれないです・・・

もう少し本数を減らした方が良かったかも?

ま、でも、
見慣れてくると、けっこう気に入ってきました


友だちからも「私もやってみたい~」と
意外と好評です(^^)v


お化粧セラピーっていうのもあるし
お化粧とかおしゃれとか、女子にとっては楽しいことなので
ウキウキ感がアップして、精神的にも良さそうな気がします

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2010.01.27 (Wed)
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入院前のお手入れ:かかとケア「 Baby Foot 」

入院中とか手術中に、
ガサガサかかとを見られるのは恥ずかしいので
前から気になっていた「 Baby Foot 」 を買って
試してみました

かかとケア

説明書によると
「使用後、約5日~7日で角質が乾燥しはじめ、
日常生活の中で角質がポロポロと剥がれだす」そうです

今日は1月24日
入院は30日からなので、ギリギリ?

病院のベッドの上でポロポロしたらイヤすぎる・・・


(その後)

ほんとにポロポロ剥がれてきて、ビックリしました
「 Baby Foot 」気に入りました!

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2010.01.24 (Sun)
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センチネルリンパ節生検当日(日帰り手術)

センチネルリンパ節生検当日、私の場合は日帰り手術です。

手術に際しての注意事項に
「お化粧はしないで下さい」って書いてましたが
私はファンデーションと眉毛とリップグロスで
薄ーいメイクをして行きました。
(でも怒られませんでした)

手術室のフロアーは、
フロアーの入り口から、他と違って厳重な感じ。

中に入ると、手術室、麻酔科、家族控え室
なんていうのもあります。

受付に予約票を渡す

中へ案内され、スリッパに履き替える

着替えの手術着とロッカーの鍵と渡され
回復室の「じゅんじゅん様」という札が掛ったベッドへ

上だけ手術着に着替え、下はジーンズのまま

不織布の帽子(シャワーキャップみたいな形)を被り
髪を覆う

看護士さんに案内され、手術室のベッドへ

寒い・・・。

予想してたけど、
手術室の空調はやっぱり寒かった・・・。

先生にご挨拶。

外来では白衣の先生、
今日は手術着と帽子、マスク、手袋で手術体勢。
手術着も手伝って、
なんとなくカッコ良く見えるし、頼もしくも見えるヽ(^o^)丿

「おはようございます。
昨日は色々とありがとうございました」

「いえいえ。今日が本番なので、がんばりましょう」

昨日のテープを剥がされ、右腕を広げた形で固定される。

「先生、赤い×印が3つあったけど、3つ取るの?」
「違います。あの延長線上にあるんです」
「ふーん・・・」

「本番の手術もここでするの?」
「そうですよ。ここですから、予行演習だと思って」

看護士さんが、左手の甲に点滴の針を刺そうとするが
針がなかなか入らない・・・。

いつも言われるのだが、
私の血管は見つけにくいみたい。

乳輪の周辺、乳がんのしこり周辺に注射を打つ。

思わず「イタッ」っと言っていた。
前日の注射よりも、痛かった。

局所麻酔の注射と、
色素法で使うインジコカルミン、青い色素の注射。

「消毒します。ちょっと冷たいです」
患部周辺の消毒。

滅菌シーツで覆われ、顔の前までシーツで覆われる。

「見えないんだ・・・」
「見えないんです。ばい菌で感染症とか起こすいけないんで・・・」

立ち会ってくれたのは執刀医の主治医先生と
もう一人(たぶん)助手的な役割の先生(←自己紹介ナシ!)

それから途中で、
入室してすぐに退室していった1名。
「それ、センチネル?」と聞き、すぐに退室していった様子。

シーツ視界が覆われているので、
声は聞こえるけど、状況は見えない。

声からして、おそらくちょっと偉い目の先生だったと思う。

なんかしらんけど、なんとなく不愉快・・・。


「カチャカチャ」っと金属のふれあう音、
「ジュッ」みたいな、おそらく電気メスで焼いてる音
そういう聞こえてくる音と
主治医先生と助手先生の会話で
私の想像力が膨らむ膨らむ・・・。


手術中、私はカヤの外っていうか・・・。

「見つかりましたよ」とか
「今から取りますね」とか
「縫いますね」とか
そういう患者への声かけ、みたいなのがある方が
いいと思うーーー。


先生同士で話しているのを聞くと、
患者はすごーく気になるから。

「なんでそんなにボソボソ話すの?
もっと私にも聞こえるように話せばいいじゃん」って思う。
昨日のエコーのときも、そう感じたし。


「写真通り・・・、写真でも、2つ・・・」
やっぱりリンパ節を2つ取られた様子。

「洗いますからね、ちょっと冷たいです」

縫い終わり、テープを貼って無事終了!

手術室に入り、縫い終わるまで、およそ1時間。
予定通りです。

看護士さんに支えられ、歩いて回復室のベッドへ。
すぐに鏡で患部を見ると、色素の注射で真っ青に!
びっくりしたっ!

着替えを済ませて待っていると、
看護士さんが1週間後の外来予約票と処方箋を持って来た。

そのほか、注意事項を聞かせてくれて、
「プールは?」と聞いてみると
「プールですか・・・、ちょっと先生に聞いて来ます」
「次の診察のときまでダメっておっしゃってます」
ということでした。

フラフラすることもなかったので、一人で電車に乗って帰りました。

ちなみに、
センチネルリンパ節生検と乳がん本番の手術は
同じ日に行うのが一般的なようですが、
私はどうしても、別の日にして欲しかったので、
無理を言って、聞き入れてもらいました。

「リンパを取るのか?取らずに済むのか?」
不安な気持ちで本番の手術に臨むのを
どうしても避けたかったので・・・。

私が罹っているような中小規模の病院は、
こういうメリット(若干のわがままならOKかも?)が
あるのかもしれないです。

▼本日のお支払い(3割負担)▼
再診料
投薬
手術料
病理診断
合計:7,990円
◆薬代別(3日分):680円◆

私の場合、センチネルリンパ節生検の費用は
事前の準備(造影CT+エコー検査)を含めて
合計:18,990円です。

ちなみに、
センチネルリンパ節生検2010年4月から保険適用になります(^^)

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2010.01.16 (Sat)
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センチネルリンパ節生検:前日の準備・検査

センチネルリンパ節生検の方法は、
病院によって異なるみたいですね。

私の病院は、造影CT+エコー+色素法で、
主治医先生いわく「手間隙かけた丁寧」なやり方でした。


上半身は下着を取り、検査着に着替えます
(下はジーンズのまま)

通常のCT撮影と同じように仰向けに寝る
右手は頭の上、左手の甲に造影剤の点滴

まず普通に造影CTを撮る

主治医先生が来て、麻酔の注射とヨードCT造影剤の注射
場所は、乳がんしこりの周辺

「ごめんね。痛いでしょ・・・」
主治医先生が気づかってくれたけど、
私は痛みに鈍感なのか、ま、フツーの痛さ、でした

主治医先生が、注射をしたところを1分間くらいマッサージ

再びCT撮影をする

モニター画面で
リンパ液の流れと、最初に造影されるリンパ節を確認する

センチネルリンパ節が存在すると思われる位置に
CTの赤色レーザー光を投影し
主治医先生が、直上の皮膚に1回目のマーキング
(黒マジックで直線のマーキング)
手作業で、すごくアナログな感じです。

「はい、じゃ、この部屋はおしまいです」
ということで、超音波検査室へ移動
さらにエコー検査でセンチネルリンパ節を確認

主治医先生「重なってるみたい・・・、重なってるのかな?2つ・・・」

どうやら私のセンチネルリンパ節は、
2つあるみたい。

主治医先生が、2回目のマーキング
(赤マジックで×印のマーキング)

マーキングが消えないように、防水テープで保護
(当日のお風呂OK。ただしゴシゴシこすらないように)

主治医先生「順調です。上手くいくと思います」

主治医先生が(親指と人差し指で)OKサインをしてくれたので
私もホッと安心(*^_^*)

主治医先生も、
心なしかGoodJob!の良い表情に見えたし(^^)v

たまに、センチネルリンパ節が見つからない方がいらっしゃるそうですが
そういう方は、この時点でなんとなく「?」な感じがするそうです

最後にエコーの技師さんが、
乳がんのしこりのところをエコーで撮って
今日の検査は終了です

ただ1つ、私の中でクレームが・・・。

主治医先生がエコー技師さんと
ボソボソボソボソ話しをしているのが
ものすごーーーく気になった!

私の前で、私のことを話すのなら、
私にも聞こえるような大きな声で!
もしくは、全然聞こえへんところでしゃべって!!

ボソボソ喋ってるのが聞こえたら
気になってしゃーないねんっ!!!


で、明日は、
日帰り手術で、センチネルリンパ節生検の本番です

今日の造影CTとエコー検査でマーキングしたところを目印に
明日は色素法で、
センチネルリンパ節を見つけて、実際に取ってもらいます

体にメスを入れるだなんて初めてなので
緊張しますが・・・

▼本日のお支払い(3割負担)▼
再診料
検査
画像診断
合計:11,000円

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2010.01.15 (Fri)
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温泉付きの病院へ

手術の日も決まったし、それまでのんびり温泉でも・・・と思い
温泉付きの病院へ入院しました。

だって入院なら保険が出るんだもん。

いざ、鹿児島へ(遠っ!)

この病院は、以前のクリニック友達との間で
「1回行ってみたいねー♪」と、度々話題にのぼっていた病院です。

院長先生の問診&触診と、心電図。

レントゲンも言われたけど拒否したら「じゃ、いいです」と
撮らずにすみました。

だって被爆がイヤなんですもの。

ありがとうございます
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2010.01.04 (Mon)
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乳がん手術を黄体期にして欲しい

手術を受けるとなると、
気になること、心配なこと、確認しておきたいことが
色々と出てくる!出てくる!!

まず「黄体期に乳がんの手術をすると予後が良いらしい」について
聞いてみた。

主治医先生は「出処のはっきりとした文献」の話じゃないと
取り合ってくれないので、ネットからプリントアウトしたものを持参する。

ちなみに、
「医師は、日本語の文献より英語の文献の方がありがたがる傾向がある」というのを
星野仁彦医師の本で読んだので、英語のモノを持っていった。

そしたらやっぱり、先生の食いつき、良かったです(^^)
 
「この病院でいちばん早く手術のできる日は?」

「僕が担当するのであれば1月16日。他の先生にお願いするのであれば、もうちょっと早くできますけど。手術自体はね、難しいもんじゃないからね、乳がんの手術っていうのは」

「でね、先生、知ってる?
乳がんの手術の日と黄体期が、予後に関係があるかも?みたいなん。
手術の日を、黄体期にお願いできたらな・・・と思って・・・
いかがでしょうか?」

「それは難しいなぁ、手術の日にちが先に決まってるからねぇ、その通りなってくれたらいいけど」

「はい、これ」
(↓印刷物を渡して読んでもらう↓)
Effect of menstrual phase on surgical treatment of breast cancer.
Timing of surgery during menstrual cycle and survival of premenopausal women with operable breast cancer.
Timing of breast cancer excision during the menstrual cycle influences duration of disease-free survival.
Menstrual cycle and timing of breast surgery in premenopausal node-positive breast cancer: results of the International Breast Cancer Study Group (IBCSG) Trial VI.

「私としてはそんなん読んだら、黄体期に手術できたらな、と思って」

「どうなんやろう?16日。排卵した後っていうことやね」
「うーん、そもそも、生理は周期的にちゃんとあるん?そこが問題やけど。それがバラバラやったら・・・」
「何日周期ですか?だいたい」

「だいたい?30日くらい。プラス,マイナス5くらい・・・」

「結構幅があるねぇ・・・。これはちょっと約束ができんなぁぁぁ。ちなみに前回、いつから始まりましたか?」

「前回は、11月4日。次のはまだ」

「(苦笑)これはちょっと難しいかもしれん。順調にきたら黄体期に入りそうやけどね」
「でもぉ、ちょっと約束はできん」

「そうなんだぁ」

「ちょっと約束はできませんねぇ、これは。うーん・・・ちょっと難しいと思うようぉ」

「結果的に黄体期にできることはあるかもしれんけど、黄体期を狙ってっていうのは、ちょっと難しいと思うねぇぇぇ」

「ふーん」

「ちょっと難しいねぇ。で、黄体期じゃないから手術しません言うたら、そこの手術があいてしまうからね」

「なるべく協力はしてあげたいんやけど・・・。結果的に黄体期には出来るかもしれないけどね」

「いいんじゃなーいですか。ここにもまぁ書いてますけど、こんな話はいっぱいありますよ」

「ほんとに?」

「うんうん、食べ物とか、ビタミンEの話とか、胃薬の話とかも、色々ある。ベータカロチンの話とか」

「まぁ一般的には、黄体期に手術をしないとダメよっていう話は、ないもんねぇ、一般的にはねぇ。そういう話もあるからねー、くらいの」

「で、これ、話がすすんでない、んですよね。やっぱり、あまりびっくりするほどのことじゃないし。その証拠に、みんなが注目するものは、新しいペーパーがどんどん出てくるんですよ。でも、これは古い、でしょ?進んでないんですよ。世界中の専門家は、あまり大したことじゃないと思ってるから、これ以上すすんでない。これ、もう10年進んでない。一番新しいのが98年やから、少なくとも11年間、根拠になるほどのものは、出てないもんねぇ。僕も一生懸命調べたことはないけど、絶対じゃないと思う」

「気持ち、ね」

「だからまぁ、結果的に黄体期に手術ができるかも、しれないですけどね」



いま考えてみると、
こんな話しにも、いちいち付き合ってくれた先生・・・。
ほんとにありがとうございます・・・。


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2009.12.11 (Fri)
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